みんなの査定体験談【着物買取】
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【買取サービス：バイセル】ペンネーム：マイルさん（40代女性）の着物買取体験談
先日、兼ねてより、気になっていた着物買取サービスを利用しました。CMなどで有名で、耳にしたことのある『バイセル』さんです。
わが家には、亡くなった祖母や、親戚から回り回って集まってきた、何10着もの着物や帯がタンスの肥やしになっています。ですので、ずっとカビが生えたり、傷まないか気になっていました。
無料出張サービスがあるのは知っていましたが、いざ、申し込みとなると、いつ？どうやって？来てくれるとしたらどんな人が来るの？と中々重い腰があがりません。しかし、申し込み方法はいたって簡単でした。
バイセルさんのホームページから、『無料査定お申込みフォーム』に入力し、後は折り返しの連絡を待つだけです。または、24時間フリーダイヤルで申し込みをするだけで来ていただけるのは、時間の無い主婦にとっては、かなり楽な方法でした。
折り返しの電話対応もとても感じが良く、こちらの予定をまず聞いてくれました。何と私の場合は、次の日の朝に来て頂けることとなったです。
いざ、当日。「予定より早く到着しそうなのですが、よろしいですか」と連絡がありました。快諾し、10分ほど早く来られると、駐車場の位置を確認された後、再びチャイムを鳴らされました。爽やかで、清潔感のある、若い好青年といった感じでしょうか。そこで、ほっとしたのを覚えています。
最初にまず、部屋に入られ、お名刺を頂き、自己紹介を受けたのですが、「お名前が、似てますね」などと、声を掛けてくれて、和ませてくれる気の利きよう。
出身地まで教えてくれて、何だか、緊張が解れました。会社の案内や、他に貴金属、骨董品など査定が出来る物があればお願いします。との同意を確認。サインを終えると、「お着物、よかったら運びますよ」とこちらを気遣う様子もみられました。
今回は、約20着程度の着物と帯を査定して頂くこととなりました。古びたたとう紙を解くのも、何だか気恥ずかしく、祖母が大切にしていたとはいえ、湿気の臭い漂う着物を初対面の方にお見せするのも、どうも申し訳ない気持ち。しかしながら、1枚1枚丁寧に手袋をはめて、見て頂きましたよ。
まずは、襟の汚れ、裾の汚れ、全体的な色褪せや染みなど。後、大事なのが、丈だそう。150センチ未満だと、値が下がるそうです。正絹ではなく、化繊だとわかると、こちらは残念ですですが、見ては頂けません。
夏物も査定外だそうです。夏にお着物を召される方が近年、普通の着物にも増して激減とのこと。全部広げる訳ではなく、器用に畳まれたまま査定されました。
査定中も、「お祖母様はどんな方でしたか？お着物の色合いで、だいたい好きな色がわかります」、「一緒にお買物に行ったりされたことはありますか」など談話を交えての時間。
また、「これは最近でも締めていた帯ですね」などと、こちらが緊張しないよう終始気遣ってくれました。残念ながら、20着中、8着は化繊と夏物。
査定対象になった12着全ての検品を全て終えると、写真を本部に送られ、確認を取るのに、少々時間がかかるとのこと。その間、他に、壊れた時計や、貴金属があるかと聞かれました。数点この機会に査定して頂きました。しかし、こちらも本部に問い合わせてもらいましたが、残念ながら値は付きませんでした。
着物の査定で、一番値が付くのは、言わずと知れた格式の順。訪問着や、付け下げなどが１番、ついで、小紋や紬などのようです。
ほとんどが格式が高いものでは無いなと、着物に疎い私でも勘付いていたので、今回は、値段が付けられず持ち帰っても頂けないかも、と懸念していましたが、本部から連絡があり、着物と帯12着で3000円です。とのこと。
何100万円、何10万円、いえ何1000万円で、購入され、何10万円、何万円と査定を望んでいるような方々にとっては、それは相当落胆すべき金額かも知れません。しかし、私の場合は、大量の着物をリサイクルショップや、質屋さんに持ち込むことは、大変な時間と労力を費すことになります。
ですので、今回のように、電話1本で来て頂いて、査定して頂き、どなたかに袖を通して頂く方が、カビを生やして捨ててしまうより、本当によかったと思うものです。
着物という世界で唯一無二の素晴らしい文化を絶やさない為にも、ぜひ着物買取サービスは利用するのが良いのではと思います。
私にとって重要なポイントとなったのは、着物が、いくらで売れるか売れないかということではありませんでした。もっと重要なポイントとなったことは、感じのよい、清潔感のある査定員の方が、来られたことです。
そして、大切にしていた物を前に、「買うときは高かったのでしょう」と、思い出話を聞いてくださったことでした。
「こちらと、こちらは残されてみてはいかがですか？」と目の奥の名残り惜しさを隠しきれない気持ちを汲み取ってか、ピンク色の２着を置いて、雨専用の袋に詰め、一人黒い傘をさして、「この後も着物の査定2件あります。今日はとても楽しい日です。」と行って颯爽と帰る青年の後ろ姿に、私は、他にも処分に困っている友人を紹介したいという気持ちにまでなりました。
【買取サービス：バイセル】Aさん（20代後半女性）の着物買取体験談
1. 導入
今回は家に眠っている着物を、CMで話題の「バイセル」に査定してもらいました。
この記事では
・バイセルでの査定申し込みの流れ
・バイセルの訪問査定当日の流れ
・実際の査定結果
・バイセルのメリットデメリット
を体験談でご紹介します。
2. 査定申し込みの流れ
申し込みはホームページから電話かメールで24時間受付しているので、思い立ったタイミングでいつでも問い合わせできます。
今回はメールで「宅配買取希望」として問い合わせをしました。
夜に申し込み、次の日の昼ごろに確認の電話がかかってきました。申し込みを完了させるには電話が必須なので、二度手間を避けるために最初から電話をかけたほうがよかったです。携帯からも無料で電話できます。
電話では査定対象の点数などの確認や予約の確定を行います。宅配買取を希望していましたが、返送に送料がかかると聞き、実際に買い取ってもらうかは価格次第と考えていたので完全無料の訪問買取に変更しました。
土日を希望したため、直近は空いておらずちょうど2週間後に予約を取ることができました。
忙しくてなかなか時間の都合がつかない方や、すぐに手放したい、どんな値段になっても買い取ってもらうことを決めている方は、宅配買取が簡単です。反対に、平日の都合がつきやすい方や査定を急がない方、売るかどうかは金額を聞いてから決めたい方は訪問買取がオススメです。
3. 訪問査定当日の流れと査定結果
予約は「10:00から11:00の間に到着」というように1時間の幅を持たせる必要がありました。
当日は担当者が10:20に到着し、自己紹介と会社の説明、査定の重要事項の説明などを5分程度で会話し、査定が始まります。
今回査定を依頼するのはこちらです
・着物、羽織、襦袢など25点
・帯8点
・草履、バッグ4点
最近バイセルでは着物とアクセサリーやブランドバッグをコーディネートした販売を行っているらしく、今回はお願いしなかったものの、この日もアクセサリーと合わせての着物買取で買取額がアップするキャンペーンが行われていました。
写真の通り、畳紙に包んだまま用意しておりましたが、あらかじめ出して置くと効率よく進めることができたと思います。ただし擦れや万が一の汚れを防ぐという意味では畳紙に包んでおくと安心でした。
着物は生地、状態(汚れ)、柄などのポイントをチェックしながら査定していきます。
最初にチェックするポイントを丁寧に説明してもらえます。
説明の後は1枚ずつサクサク確認が進みます。気になる点があれば気軽に質問でき、その場で答えてもらえました。
帯も質、状態、柄などをひとつひとつチェックしていきます。
羽織、襦袢、紋付の着物(喪服や縁起物)はなかなか販売先がないため、買取ができないとのこと。
草履やバッグなどの小物は査定してもらうことできました。
小物類はダブルチェックのため写真を撮って本社に査定内容を確認する仕組みだそうです。
査定自体は雑談も交えつつ約40分で終了。
価格がついた品は…
正絹の付け下げ1枚、正絹の小袖1枚、帯4本の計6点で合計3000円でした。
普段着が多かったことと、絹や紬の着物も内側のヤケや汚れがあることから、残念ながらほとんど価格はつきませんでした。
振袖や幅広い年代が着用可能な寒色系(ブルーやグレーなど)の付け下げは価格がつきやすいそうです。
金額は口頭で伝えられ、どの着物がいくらという明細書はありません。これは着物には品番や一意に特定する名称がないためだそうです。
この査定結果を受けて、売るかどうかを決定できます。
今回は価格にご縁がなかったので買取はお断りし、ここで帰られました。
買取になると、担当者の方が持参したプリンターで契約書を印刷し、契約を交わし、現金を受け取ってから完了となります。
担当者が帰られたのち、アフターケアとして、窓口から担当者の対応についてのフィードバックを求める電話がかかってきます。必要に応じて、クーリングオフの相談なども案内してくれる丁寧な対応に安心できました。
4. バイセルの総評
バイセルを利用して感じたメリットデメリットは以下の通りでした。
[メリット]・24時間いつでも電話で予約可能
・宅配買取と訪問買取が選べる
・当日に査定する品を増やしてもOK
・即日その場で現金化できる
・買取なしでも訪問買取に手数料や出張料はなく、完全無料
・買取依頼後のクーリングオフも可能で安心 [デメリット]
・土日は予約が埋まりやすいのでスケジュールに余裕を持った申し込みが必要
・宅配買取では返送料がかかる
・明細書がないため、金額は口頭での確認のみ
出番のない着物が眠っている方は、ぜひ一度問い合わせてみてはどうでしょうか。
