着物の処分、ちょっと待って！買取サービスを使わなきゃ損！

はじめに

着物買取を考えているけれども数十年前のものだし、状態も素人目ではいいのか悪いのか分からない。買取サービスがあるのは知っているけれどもなんとなく重い腰が上がらない・・・、そんなことをお考えの方はいらっしゃいませんか？

実は、かくいう筆者もそうでした。着物を着る機会がなく、一度は処分や譲渡も考えましたが、それにしてはあまりにも元手がかかりすぎていて、もったいないなと思いました。そこで勇気をだして、買取サービスに連絡してみたところ、分かったこと、気づいたことがあるのでご紹介します。

結論から言うと、一番オススメなのはWebで申し込める大手の着物買取サービスです。

なぜ大手着物サービスが良いかというと、資格保有者や経験豊富な査定員が多く、着物の価値をしっかりと見定めてもらえる可能性が高いからです。

大手着物買取サービスの中でも、高い評価のところを3社くらいに絞り、全てに依頼してみると良いでしょう。複数社を比較したほうが、より良い条件で買い取ってもらえる可能性が高くなるからです。

また、買取サービスのメリットは他にもあります。それは、着物の価値が分かることです。着物の価値が分かることで、仮に売らないとしても愛着がさらに湧き、もう一度着てみようという気になる可能性があります。

買取方式ですが、お忙しい方は宅配買取をオススメします。たいていの着物買取サービスでは、申し込み完了後に宅配キットが届きますので、そのキットに詰めて、送り返し、査定結果を待てば良いです。

LINE査定してくれるところもあります。フォームに必要な情報を入力後、写真を撮影して送信すれば依頼が完了します。査定結果もLINEで送られてきますが、査定額の詳細までは分からない場合が多いです。

自宅に業者を招いて査定してもらう出張買取は、数が多い場合や梱包する手間を省きたい方におすすめです。加えて、正絹などの衣擦れするものは、あまり着物に負担をかけないためにも、出張買取がおすすめです。

また、着物と合わせて小物、帯などを合わせて求められた方は事前にその旨を伝えておくと、一式買取ということで高めに買い取れる場合が多いです。帯どめのみの買取なら、真珠やサンゴをつかっているばあいもあるので、納得いかない場合は宝石買取などへの査定も視野に入れると良いでしょう。

クリーニングに出してからのほうが良いという意見もありますが、よほど高級な着物で無い限り、クリーニング代のほうがかえって高くつく、なんてことが往々にしてありますので、あまりオススメしません。

着物を売るかどうか迷ったら、まずは一度買取業者に査定してもらい、相場だったり着物の詳細を聞いてみると良いかもしれません。

また、もし仮にどこの業者に査定を出しても値段が付かなかった場合ですが、着物は処分するのも大変なので、引き取りをお願いするのが賢明でしょう。最近では、大手着物買取サービスを中心に、金額の付かなかった着物の無償引き取りを行っていることが多いです。

最近では海外で日本の着物の需要が高まってきており、買取相場が上昇傾向にあります。大手の着物買取サービスでは着物はもちろん、帯、帯留め、帯揚げ、草履、バッグなども買い取ってくれますので、もし使わずに眠らせているのなら、一緒に査定をお願いすると良いでしょう。

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