バラ切手は買取できる?一番高く売るコツ教えます
バラ切手とは、1枚に切り離された切手をさします。シート切手のほうが買取しやすいですが、バラ切手も買い取ってもらえるのでしょうか?
今回は、バラ切手を高く買い取ってもらえるポイントを紹介します。値がつかなかった切手を郵便局で商品と交換する方法も解説しています。ぜひご活用ください。
バラ切手は買取できる?
バラ切手とは、シートから1枚1枚切り離されている切手です。
結論から言うと、バラバラでも商品によって買取は可能です。
しかし、バラ切手よりもシート切手のほうが高値で取引されやすい傾向があるのは事実です。またバラ切手は、業者によっては買取ができないケースも少なからずあります。
したがって、ショップに買取に出す前に、前もって電話やメールなどでバラ切手の買取を行っているか、質問してみると良いでしょう。
また、リサイクルショップなどよりも、目利きのある査定員がいる買取店のほうがオススメです。
なぜなら、切手の価値をしっかりと見定めてもらうことができるからです。
バラ切手を高く売るポイントは?
バラ切手を高く売るポイントは以下の3つです。
・綺麗に保管する
・仕分けをする
・台紙に貼る
あらかじめポイントおさえれば、買取額アップが期待できます。それぞれ詳しくみていきましょう。
綺麗に保管する
切手は空気に触れると酸化してしまいます。手で触れると状態が悪くなるので注意が必要です。日光に当たると、色が変色してしまうものもあります。
プレミア切手を手に入れたら、綺麗に保管をしてください。どんなに価値があっても、状態が悪いと値段は下がってしまいます。
価値ある切手ほど大切に保管すべきです。
日光に当たらないように、棚の中や引き出しの中に収納しましょう。切手をコレクションするための専用ファイルなどの使用もおすすめです。
仕分けをする
バラ切手は、仕分けをして査定に出すことをおすすめします。
なぜなら、切手を1枚1枚査定すると莫大な時間がかかります。
1つ1つの切手に時間をかけて査定してもらうことが難しくなり、査定額が下がってしまう可能性も高くなってしまいます。
また仕分けをする場合は、ジャンルを合わせて査定に出しましょう。
例えば、中国切手、動物のみを集めた切手などジャンル別に分けておくと、値がつきやすくなります。
外国切手の場合は、国別に分けるなど査定員がわかりやすいようにカテゴライズしてください。大量に切手がある場合は30枚ずつあらかじめ数えて袋に入れておく、などすると親切です。
台紙に貼る
バラ切手を高く売りたいなら、台紙に貼る方法もおすすめです。A3やA4の台紙に50枚ずつ貼り付ける方法が一般的でしょう。
台紙にあらかじめ貼っておけば、査定員が枚数や金額をスムーズに数えられます。手間が減るため、査定にかかる時間を短縮できるでしょう。
また、台紙にバラ切手を貼る際は、すべて同じ額にそろえるのがコツです。
バラ切手は郵便局に出すという手も
バラ切手は郵便局で、同じ値段の商品と交換ができます。交換できるものは以下の3つです。
・はがきに交換
・レターパックと交換
・通常切手と交換
それぞれ内容を詳しくみてみましょう。
はがきに交換
バラ切手は、郵便局ではがきに交換ができます。5円の手数料がかかるので、注意しましょう。
例えば、52円のはがきと交換したい場合は、52円のバラ切手で交換が可能です。
お年玉が付いている年賀切手には交換はできません。
レターパックと交換
バラ切手は郵便局でレターパックと交換ができます。41円の手数料がかかるので、注意しましょう。
レターパックには4kg以内の重量の商品が入る「レターパックプラス」と、3cm以内の厚さの商品が入る「レターパックライト」があります。
レターパックプラスは520円。レターパックライトは370円です。
通常切手と交換
年賀切手や弔事用切は特殊切手に分類されます。特殊切手は、はがきやレターパックはもちろん、通常の切手と交換が可能です。
お正月に年賀状を出すために、年賀切手を大量に購入したとします。しかし、身内に不幸があった場合、年賀状を出すことはできません。保存しておくことも可能ですが、別の商品と交換するという手段もおすすめです。
通常切手への交換は手数料無料です。
まとめ
バラ切手は、希少性のあるものやプレミア切手は高値で買取できます。
特にキズや汚れがなく、状態の良いものは買取額が期待できるでしょう。
バラ切手を高く売りたいなら、綺麗に保存するのは鉄則。
紙はデリケートなので、空気に触れたり手で触ると酸化してしまいます。日光に当たると変色してしまうので、日の当たらない場所に収納しておくことをおすすめします。
査定に出す前に、種類別、値段別に仕分けをするのも良いでしょう。査定員の手間が減るため、査定額がアップする可能性が多少高まります。
仕分けしたバラ切手を台紙に貼るのもおすすめです。A3〜A4の台紙に貼るのが一般的です。
また、値がつかなかった切手は、郵便局ではがきや封筒と交換することがおすすめです。少額の手数料さえ払えば、値段分の商品が手に入ります。
切手買取のポイントをおさえて、査定額アップを目指してみてください。